泳動結果
A431細胞を上皮成長因子(EGF)で刺激した時の,細胞内の SHC のリン酸化状態を
調べています。
各時刻に,細胞をTBSで洗浄した後,RIPAバッファーに溶解し,
可溶性画分のタンパク質を電気泳動しています。
通常のSDS-PAGE では,66, 52, 46 (kDa) の3バンドが見られます。
抗リン酸化SHC抗体によるWestern解析から,
EGF刺激によって,Y239/Y240, Y317がリン酸化される様子がわかります。
66, 52 (kDa)のそれぞれは,通常のSDS-PAGE でも,
リン酸化によってシフトアップすることがわかります。
Mn2+–Phos-tag SDS-PAGE では,EGF刺激によってバンドが増えています。
抗リン酸化SHC抗体で検出されものがリン酸化バンドです。
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